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宮川万衣子 miyakawa maiko
<profile>
1978年神奈川県生まれ。大学卒業後、不動産会社勤務を経てバレエダンサーに。自身も舞台に立ちながら、フリーランスのバレエインストラクター、ピラティスインストラクターとして数々のジムやスタジオで活躍中。


ジメジメジメ。そう、今年も梅雨がやってきちゃいました。
霧雨の中を歩いて、汗をかいたと思ったら電車で冷え冷え……。足元の悪い中ヒールで歩いて、気付けば靴の中がなんだか湿っぽい……。
そんな、女子にとっては過酷な季節。そんな時こそ、日々頑張ってくれている「縁の下の力持ち」!! 足の裏に注目してみましょう。


足の骨ってどれくらいの数があると思いますか?
さらっと申し上げますと、大体「23」個。結構ありますよね。だけどコレ、実は片足分。
ということは……、そう、両足を合計すると、「56」個にもなるんです。
わお。
さらに、身体全体の骨は200ちょっとなので、なんと足だけで全体の4分の1を占めているのです!
わーお。
でも、そもそも不思議です。なんで人間は2本の足でこんなに自由に動くことが出来るのでしょうか? 実はこの疑問も足の構造をよーく見ていくと、徐々にわかってくるのです。



足にある26個の骨は、各々靭帯で繋がりあっています。靭帯の周りには小さな筋肉。
これらはいつもいつも、足の裏が微妙に感じる体重の掛かり具合を察して「もちょっと右かな?」いやいや「後ろに重心を戻そう。」などなど自動的に脳からの指示を受けて働いているのです。偉いですね……。いや、もう凄いです。
それらの筋肉が、足の裏の複雑な形を作り出しているのです。

足の裏にはメジャーな「土踏まず」をはじめとする、「アーチ」と呼ばれる曲線が大きく3つ あります。


何のためにあるのでしょう?  なんとなく……? では、ないのです。

体重をこんなに小さな足2つで支えるのはとても大変。それゆえにあらかじめカーブをつくっておいて、体重が乗った時に備えてくれているのです。試しに足を浮かせている状態と床に付いて体重を乗せた状態とを比べてみてください。


体重をかけた状態のときに、浮かせているよりも少し平べったくなったら、足の裏の筋肉が正常に働いている証拠です。


さて、足がものすごくメカニックな構造で私たちを支えてくれているのが解りました。
次は、足の裏のアーチを作り出している筋肉の真実に迫っていきます。
「42」個の筋肉からなる足の裏の筋肉「足底筋(そくていきん)」と呼ばれています。
これらは
●足を上げる
●地面を踏む
という、「もも」や「ふくらはぎ」が作り出す動きに合わせて働くことで、足にかかるスゴイ重みを和らげています。
その、筋肉を包む膜に着目してみましょう。

鶏肉の「ささみ」をイメージしてみてください。
表面がつるんとしていますよね。あれは筋肉そのものではなく、筋肉を包んでいる膜の表面です。この膜は「筋膜」と呼ばれています。「筋膜」は骨、血管、神経など身体のほとんどの構成要素を包み、それぞれ勝手な場所に行かないように繋ぎとめています。
筋膜によって、全身は「クモの巣」のように繋がっているのです。

もともと人間は、裸足で柔らかい土の上を歩くように出来ています。「かかと」で着地して 「足の親指」で蹴りだす。そのために発達した「足底筋」が、私たちが歩くために必要な足の構造を保っています。

その「足底筋」の自由な動きをブロックし発達を妨げてしまうのが、なななんと「靴」です。
自分に合った歩きやすい「靴」を見つけることが、全身の「コリ」や「痛み」にとても有効な治療法のひとつになるというのもごもっともな話です。


足の裏には本来、地面のコンディションや凹凸、体重のかかり具合をキャッチするセンサーがとても多くあります。
これらのセンサーは、触られなくなるとどんどん衰えていく一方、刺激を加えるとぐんぐん育つという特徴があります。

ゴルフボールや小さめのスーパーボール足の裏をマッサージしてあげることで、足の裏の筋肉を刺激しましょう。

椅子に浅めに腰かけて、体重を調整できるようにしておきます。そのまま上の図のように「かかと」の中心から始めて、ゆっくりボールを転がすように足の指まで

転がし終わったボールを最後に足の指でつかんでみましょう。ゴルフボールは難しいかもしれませんが、小さなスーパーボールで行う場合は、そのまま持ち上げて10〜20秒くらい我慢してみましょう。

***To be continued***
次回もお楽しみに♪





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