さて、足がものすごくメカニックな構造で私たちを支えてくれているのが解りました。
次は、足の裏のアーチを作り出している筋肉の真実に迫っていきます。
「42」個の筋肉からなる足の裏の筋肉は「足底筋(そくていきん)」と呼ばれています。
これらは
●足を上げる
●地面を踏む
という、「もも」や「ふくらはぎ」が作り出す動きに合わせて働くことで、足にかかるスゴイ重みを和らげています。
その、筋肉を包む膜に着目してみましょう。
鶏肉の「ささみ」をイメージしてみてください。
表面がつるんとしていますよね。あれは筋肉そのものではなく、筋肉を包んでいる膜の表面です。この膜は「筋膜」と呼ばれています。「筋膜」は骨、血管、神経など身体のほとんどの構成要素を包み、それぞれ勝手な場所に行かないように繋ぎとめています。
筋膜によって、全身は「クモの巣」のように繋がっているのです。
もともと人間は、裸足で柔らかい土の上を歩くように出来ています。「かかと」で着地して
「足の親指」で蹴りだす。そのために発達した「足底筋」が、私たちが歩くために必要な足の構造を保っています。
その「足底筋」の自由な動きをブロックし発達を妨げてしまうのが、なななんと「靴」です。
自分に合った歩きやすい「靴」を見つけることが、全身の「コリ」や「痛み」にとても有効な治療法のひとつになるというのもごもっともな話です。