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UKA
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1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、3歳になるTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!



アイパッド型、パソコン型のおもちゃは、ABCの学習やゲームができて人気。
電子図書型で、本を読み上げてくれるものも!


こうして、アメリカのおもちゃを観察してみると、種類のチョイスが多く、子どもの興味に合ったものを見つけやすいという利点があります。ディズニーやヒーロものなど、もちろん流行りものも多くありますが、恐竜や宇宙、動物ものなど、クラッシクなものたくさんあり、どんな子どもの興味にも答えられるようになっています。

また、値段が安いものが多いので、買い与え安いという利点も。以前、アメリカのバースデーパーティーをご紹介しましたが、そこで山のようなおもちゃをプレゼントされることもあり、どの子どもたちも、本当にたくさんのおもちゃを持っています。
いろいろなことに興味をもって、たくさん遊ぶのは悪いことではないのですが、何でも簡単に手に入ってしまうというのはいいことなのか……、日本人的には迷うところです。
遊ばなくなったおもちゃは、Pre-schoolや慈善施設に寄付したり、リサイクルショップに売ったりします。

おもちゃで面白いと思ったのが、「シェア(一緒に使うこと)」を大事にするアメリカ文化。
TAKUのPre-schoolでは、毎週金曜日が「シェアデイ」といって、自分の大事にしているおもちゃを学校に持参し、お友達とシェアして遊ぶ練習をします。
お気に入りの人形や車、ポータブルゲーム!まで持ってくる子がいますが、先生は全く禁止しません。
けんかやいざこざを繰り返しながら、自分の気持ちをコントロールし、自分のものをみんなでシェアできるように訓練するのです。

公園で砂遊びをしていても、アメリカ人の子供たちは、「貸してね」も言わずに、TAKUのおもちゃでどんどんと勝手に遊び始めます。お母さんも、それについて何も言わず、最初は「何なのかしら!」と思うこともありましたが、これもシェアの文化からきているそう。それが誰のものであれ、みんなでシェア。
「アジア人は、これは私のもの、これはあなたのもの、と各自占有する気持ちが強いのかも……」と、日米の子育ての違いに詳しいアメリカ人セラピストの先生がおっしゃっていました。
なるほど、この問題、なにやらわかる気がしますね。

それではまた!


***To be continued***
次回もお楽しみに♪



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