20以上もある廃校の利活用の一環として、現在、10年前に休校となった出合小学校でカフェ兼デザイン事務所として展開しています。まずはコミュニティとして人が出入りする場所になることで活気を見せ、活動をわかりやすくする必要がありました。
今年度は宿泊施設を機能させて都内との循環を試みます。せっかく東京で20年も仕事していたつながりがあるのですから、徐々に移住者との架け橋となることを計画しています。
未来をつくる世代にとっても魅力的で、ここで子育てをしたいと思ってもらえることが当面のゴールです。
今進めているのは、廃校を活用した、親子向け簡易宿泊施設「森のこども学校(仮)」の実施。宿泊施設の設備を整え、他県(主に東京)から小学生を対象とした自然学校を行うことです。
親として子供のうちに学ばせたいことを考えた時に、せっかく目の前にある大自然を使わないのはもったいないと思い、川遊び(危険の見分けかた)、山歩き(遭難した時の対処)、昔遊び(自然物を使って工夫する)、語学学習(インバウンドを活用した語学学習)、ものづくり(身の回りのものを手作りする)などが体験できる場所が作ろうと考えています。