さて。
これ、たまたま私がそういう『お年頃』なので特にそう感じるのかもしれませんが、最近結婚する人、多くないですか???
私の周りだけ? 気にしてるから気になるの??
でも実際、周りにいる20代から60代までいろんな人たちが、「最近周りで結婚する人多いんですよー」と言ってるのを耳にします。
あくまでも「多い気がする」という「感覚」なので、数年前の同年代の傾向に比べて統計的に多くなっているのかは分かりませんが、実際のところ、多い気がする。
そう、日本中のあちこちで、「婚活」の花が咲いて実をつけているのです。
1980年ごろから長きに渡り日本に停滞し続けてきた「結婚して終わる平凡な人生なんてイヤ!」というムードが、昨今の「婚活ブーム」でぱああっと消え去り、今はどの世代の女子たちも、そろってみんな結婚モード全開。
そう、この「全世代」というのが今回のミソです!
バブル期もその後も独自の生き方で独身生活を謳歌してきたアラフォーのお姉さんたちも、ここへきて家族のぬくもりを求めて結婚願望が急上昇。
あの頃は自分がなると思っていなかった「負け犬」に足を踏み入れるか踏み入れないかしているもやもやガールたちも、焦りとプレッシャーと戦いながら本気の婚活継続中。
そして、生まれたときからずっと不景気、だから安定志向の強い20代前半の女子たちも、「ひとりで300万よりふたりで600万」の標語のもと(?)、安定した結婚生活を求めて早々と婚活街道に参戦しています。
そう! 本日述べたいのは、今の婚活において、世代間バトルが繰り広げられているということ! なのです!
先に述べたように、特に20代前半女子たちの参戦が、著しく伸びているように思います。
少し前までの世代では、「学校を卒業したら社会人としての自由な時間を謳歌したい。仕事に趣味に遊びに恋愛に、いろんなことをたっぷり楽しんで、結婚はその後」という考え方が主流だったように思います。それは特に学歴が高くなるほど顕著に見られる傾向でした。
しかし、今の20代の女子たちは、「それ全部結婚してからでもできるじゃん。だったら早く結婚して安定しておいたほうがいいよ」という考え方のもと、結婚することに躊躇がありません(もちろん個人差はあります!)。
その大きな要因に、中学校では93年から、高校では94年から始まった「家庭科の男女共同参画」が考えられます。
もやもやガールおよびアラフォーの世代では、学校において「男子は技術・女子は料理」という男女の役割教育がなされていました。そのため、「結婚したら家庭を守る役目を担わなくてはならない。だから独身時代のように時間や思考を全部自由に使うことはできない」という意識が強く、自立した女性であればあるほど、「結婚したい」と思えるまで時間がかかったと思います。
しかし、「家庭科の男女共同参画時代」を過ごした20代前半女子たちにとっては、そもそも家庭における男女の役割を語ることすら、ナンセンスなのです。ふたりで支え合って、お互いの足りない部分を埋めて、できる人ができることをやればいい。ごく自然にそう思えるので、「結婚する」とこに対する精神的なハードルが、上の世代に比べると低いように思います。
そこにさらに、昨今吹き荒れている未曾有の大不況の風。
どんなに仕事をがんばっても、絶対的な安定なんてないのだから、それなら家族というゆるぎないハコを作るほうが、よりいっそうの安定につながるのではないか。
不況しか知らない若い世代の女子たちが、こうやって婚活バトルに参戦してくるのは、ごく当たり前のことなのかもしれません。
(まぁ私も不況しか知りませんが……)
ここからが本題です。
(前置き長ッ!)
ここで、2008年1月から2009年3月までに結婚や婚約をした芸能人の中から、下記の方々に注目してください。
この人たちの共通点、なんだかわかりますか?
■オダギリジョー&香椎由宇
■井上康生&東原亜希
■山田まりや&草野徹
■松井秀喜&元会社員
■大沢樹生&さやかさん
■番ことみ&千葉進也
■中村正人&翁長麻紀
■谷原秀人&長手絢香
■桂三若&関口まい
■降谷建志&MEGUMI
■おちまさと&河辺千恵子
■池添謙一&堀あかり
■沢尻エリカ&高城剛
■劇団ひとり&大沢あかね
■庄司智春&藤本美貴
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