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妊娠、出産後も仕事を続ける。そう選択する女性に最初に立ちはだかるのが、「産休」と「育休(育児休暇)」に関するお悩みです。育休で職場を離れることに不安がある、そもそも育休ってどれくらいとってもいいもの? 復帰後の働き方をどうすればいいのか、など、初めてのことの連続もあり、悩みも多いもの。そんなワーキングマザーのお悩みに、「産休・育休キャリアカウンセラー」の岩橋ひかりさんがお応えします!

<profile>
岩橋ひかり iwahashi hikari
JCDA認定キャリアカウンセラー 大学院卒業後、金融機関にて、広告、企画、人事部門にて10年間勤務。 人事部門では、ダイバーシティ推進・新卒採用・派遣社員採用を通じ、1000人以上との面談・面接を実施。また、妊娠中〜子育て中の女性社員で定期的に情報交換を行うネットワークを構築。 第二子出産の後、ライフステージが変化しても、自分らしく、自由に生きる女性を増やしたいという思いから、キャリアカウンセラーとして活動を開始。
ブログ「ライフステージの変化をチャンスに変える!キャリアカウンセリング」




     
 
はじめまして。長女3歳、第二子妊娠中のワーキングマザーです。第二子出産のため、来月から産休に入る予定です。子どもは2人と決めているので、これが最後の育休になる予定です。
1年間仕事を休めるのはこれが最後だと思うと、充実して過ごしたいという思いが強く、産休に入る前から焦っています。何かアドバイスがあればお願いします。

(S・K 33歳)

 
     



     
 

第二子妊娠中とのこと、おめでとうございます。
2度目の育休を充実して過ごしたいと思っていらっしゃるのですね。最近、育休中に育児以外の何かをして過ごす人が増えているようですし、そういった情報も増えているので、焦ってしまう気持ちもわかります。

まずは、ご自身が育休をどう過ごしたいのか決めましょう。
色々な過ごし方があるので、まずは自分の方針を決めることから。あれもこれも手を出してしまってどれも中途半端になってしまいますし、1年間は長いようであっという間。まずはどう過ごしたいのかを決めておくこと、大まかなイメージを持っておくことが大切です。

例えば、資格取得をする、英語の勉強をする、子連れで参加できる勉強会に参加するといったスキルアップに関すること。
家を片付ける、収納方法を見直す、写真を整理するといった生活を改善するためのこと。
あるいは、料理、パン作り、ガーデニング、手芸など生活をより豊かにすることや、ご自身の趣味に関すること。
また、今後の自分のキャリアについて考えるというのも過ごし方の一つですし、子どもとの時間をとことん楽しむというのも一つです。

「育休の過ごし方」と言っても、人それぞれ。100人いれば100通りの育休の過ごし方があります。
育休中に育児以外の何かをして過ごす人が増えているからといって、何かをしなければならないわけではありません。焦る必要もありません。まずはご自身の気持ちに素直に、何をして過ごしたいかイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

育休中の過ごし方の大まかな方向性が見えたら、具体的に何をするかを決めて、それを実行するのみ。
ただし、できたらラッキー、できなくても仕方がないくらいの気持ちでいいと思います。
2度目の子育てで、育児自体の経験値があるとはいえ、赤ちゃんによって性格や気質も違いますし、上のお子さんを育てながらの子育ては初めての経験です。産後は、昼夜関係なく授乳・おむつ替えの生活が始まります。
ご自身の気持ちに素直に、焦らずに、自分らしい育休の過ごし方を考えてみてくださいね。

 
     




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妊娠中でこれからのキャリアについて悩んでいる方、妊娠、出産を考えている働く女性、出産後のお仕事に不安があるフリーランスの女性、どんな風にライフプランを考えていけばいいか迷っている学生さんなど、あなたのお悩みを、産休&育休キャリアカウンセラーの岩橋ひかりさんに相談してみませんか?
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