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宮川万衣子 miyakawa maiko
<profile>
1978年神奈川県生まれ。大学卒業後、不動産会社勤務を経てバレエダンサーに。自身も舞台に立ちながら、フリーランスのバレエインストラクター、ピラティスインストラクターとして数々のジムやスタジオで活躍中。



「太もも」を動かすエクササイズをする時、気を付けなければいけないポイントが2つあります。
1つは、どの筋肉を使っているのかをしっかり把握して頂く事。
もう1つは、@〜Aで見てきた筋肉の始まりを安定させて使う事。

動かす箇所は意外と簡単に意識できるものです。動かしたくない箇所をしっかり安定させて動かさない! これがポイントになって来ます。

まず、ひとつめのエクササイズ。床に仰向けに寝た状態から始めます。

図のようにひざを90度に曲げ、片足ずつ持ち上げたり下ろしたりするだけの簡単なエクササイズです。
ここで一番のポイントは、の部分を動かさない事。脚を持ち上げる筋肉の始まりである背骨の下の部分を安定させる事で、太ももの前側の力を出来るだけ使わずに出来るように練習してみましょう。

今度はうつ伏せでスタートです。

お腹をしっかり引き込みながら、腰骨を床にピッタリ付けるように準備します。
ひざの裏をしっかり伸ばしながら、座骨を床に固定したまま脚全体を少し持ち上げてみましょう。

この時、つま先から動かそうとすると無意識にひざが緩んでしまうので、太ももやひざの裏から動かす意識を持って練習してみましょう。

身体の土台ともなる下半身。全ての基本となる部分だけに、しなやかに整えていきたいですね。

次回は太ももと密接なつながりを持つ
骨盤周りのおはなしです。

 


***To be continued***
次回もお楽しみに♪



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