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宮川万衣子 miyakawa maiko
<profile>
1978年神奈川県生まれ。大学卒業後、不動産会社勤務を経てバレエダンサーに。自身も舞台に立ちながら、フリーランスのバレエインストラクター、ピラティスインストラクターとして数々のジムやスタジオで活躍中。


それではお尻の筋肉についての知識をゲットした所で、それぞれの筋肉が具体的にどう動くか?そしてその筋肉をどう使うか?について見ていきましょう。

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うつ伏せになって脚を持ち上げる時や、歩くとき脚を後ろに蹴りだすのに使われるのがこの筋肉。しかし、先ほども説明した通り、二足歩行になった人間の大殿筋は、常に使われて疲れていることが多いのです。
それもそのはず、この筋肉は強いけれども、少し「繊細さ」に欠けていて、「思いっきり頑張る」か「お休み」か、どちらかしかできないのです。
けれども周りの筋肉のサポートで「適度に力が入っている」状態を作り出すことが出来ます。
そのサポートの要になるのが、前々回の「太もも」でご紹介したハムストリングス
ここでは、前々回にご紹介したエクササイズを、さらにレベルアップさせてみましょう!!

1 うつ伏せの姿勢で、おへそを床から少し浮かせるようにお腹を引き締めます。
お腹が床に「ベチャっ」と落ちてしまわない程度に、片足ずつゆっくり床から4〜5センチ持ち上げてみます。
この時やはり、お尻を使うよりも「ももの裏側」を使うために、「ひざの裏」もしくは「脚の裏側全体」を天井に近付けるような感覚で行いましょう。
2 両足が持ち上がったらスタート!
息を吐くタイミングで内腿をピッタリと挟むように、脚を内側に引き寄せます。息を吸いながら骨盤の幅くらいに戻し、呼吸に合わせてこの動きを10〜20回行います。

ポイントは、脚の高さよりも「お腹を引き締めたまま行えるか?」ということ。脚を高く上げてしまうと、あまり使いたくない大殿筋にスイッチが入ってしまいます。もちろん全く使わないわけではありませんが、お尻よりも「ももの裏側」が使われているのを確認しながらやってみて下さいね。

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先ほどもご紹介した通り、両サイドから私たちのお尻や骨盤を支えてくれる中殿筋と小殿筋。しっかりとこの筋肉にもアプローチしましょうね。

1 横向きに寝そべり、手首を枕にして心地よいポジションを作ります。両足を長くセットしつま先を揃えます。
この時、両肩と両方の骨盤をきちんと揃えておくのがポイントです。

そこから上側の脚のつま先をより長く引き出すようにすると、自然とお腹周りに力が入り下側の脇腹が少し床から浮きます。

これでスタートポジションの完成です。

2 脇腹の隙間を崩さない程度に上の脚を上げられる所まで上げていきましょう。これもやはりたくさん上げるよりも、脇腹の隙間をキープすることを優先してみましょう。

10回ほどゆっくり行って、反対側も同じようにやってみましょう。お尻のサイドがだるいような感覚になれば成功です♪

春のおしゃれはボディメイクから!!と言っても過言ではありません。しっかり使って健やかで形のよいヒップを目指しましょう!




***To be continued***
次回もお楽しみに♪



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