首の骨は単体で動くことが出来るので、たくさんの方向に曲げたりひねったりする事ができるのです。
その中でも特によく動くのが、上から1番目と2番目の骨。首の動きの半分は、このふたつの骨によって行われていると言われています。
それではこれらの骨をよく見てみましょう。
1番上の骨は『環椎(かんつい)』と呼ばれる骨で、その名の通り輪っかのような形をしています。
2番目の骨は『軸椎(じくつい)』。これもその名の通り、軸を持っています。人が腕を胸の前に出しているような形にもみえますね。
この『軸椎』の軸の部分が『環椎』の輪っかの中に入ることで、頭をスムーズに色んな方向に動かすことが出来るのです。 |
|
では、あとの5つの骨はどうなっているのでしょう?
実は、残りの5つの骨をどう使っているかによって、首の不調が決まると言われています。
この「からだのおはなし」でも度々テーマにのぼるトピックスではありますが、たくさん動かせる場所だからこそ起こりがちなのが、はじめにも述べたとおり「動かし過ぎ」による不調。
でも、この「動かし過ぎ」は他の部分の「動かない」によって引き起こされているってお気付きでしょうか?
他の動きにくい箇所をブロックして、動かしやすいところにばかり負担をかけてしまうと、この「動かし過ぎ」による不調が現れるのです。
それではこの首の動きを再確認して改善していく、簡単エクササイズをご紹介していきます!
|