腕の動きが起こる場所が「肩関節」ということは何となく理解できますよね。「腕」の骨は、鎖骨と肩甲骨によって作られたソケットのような「くぼみ」に付着しています。
今回の「からだのおはなし」では、このピンポイントの部分を「肩関節」と呼んでいきます(ピンク矢印)。
この「肩関節」は間の身体の中で一番大きく動かせる場所。だからこそ、たくさんの筋肉に包まれて安定性を高めなければいけない場所でもあるのです。もしこれらの筋肉が無ければ、肩は簡単に外れてしまうし、腕を自由に動かすこともままならないし、大変です!
たくさんの筋肉が共同して動くことで肩の様々な動きが可能になっているので、これらのバランスがとても重要になります。バランスが崩れると特定の場所に痛みが出たり、周りの筋肉のどれかに不具合が出たり、これらが肩凝りや肩の様々なトラブルの原因になることも多いと言われています。