一見、肩とは無関係の様な胴体前面からのつながりですが、じっくりと肩まわりの骨の形を見てみると、鎖骨の下からヒョッコリと顔を出している骨があるのに気付きますね。
実はこれ肩甲骨の一部なのです。胸の表面の「大胸筋」の下には、その動きを助ける小さな胸の筋肉「小胸筋」が隠れています。ヒョッコリと顔を出しているこの骨と肋骨をつなげる筋肉こそが、その「小胸筋」。胸と背中の意外なつながりがここに隠されているんですね。
胸の筋肉は鎖骨の下で肩甲骨、つまり背中側とも連結しながら腕へとつながっていくというわけです。
それでは、次のページから胸と鎖骨を意識しながら行う簡単エクササイズをご紹介していきます。
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