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UKA
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1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、3歳になるTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!




次に、「室内プレイジム」。
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これは室内の有料の遊び場で、入口でお金を払い、保護者は手首に、子どもは背中に、同じ番号がついたリストバンドとシールをそれぞれつけます。帰る時はそれが一致しないと出られないというもの。
誘拐の多いアメリカでは、子どもの安全を守ることについて、日本より厳しいものがあります。例えば、どんな理由があろうとも、車内に子どもだけを残すことは法律上許されないし、スーパーなどで少し子どもと離れただけでも、「この子の親は誰?」とまわりの人たちに声をかけられます。
学校の送り迎えも、街が広いために車で送り迎えをしないといけないこともありますが、中学生以下の子どもたちだけで登下校をしているところはまず見たことがないし、家のまわりで子どもたちが遊んでいる……そんな風景も見られません。

その代わりに、このような安全な室内遊び場が好まれ、子どもが遊んでいる間、保護者は、友人と併設のカフェでお茶を飲んだり、本を読んだりして過ごしています。
TAKUは、少しずつ増えてきた英語を使って、ここでも友だちをどんどん作っていきます。成長したなあ〜と、とてもうれしくなる瞬間です。



次は、ビーチ沿いのお散歩。トーマスのベストフレンド、パーシーのバックパックを背負って、道の端を歩きながら、線路を走っているつもりでトレインになりきるのが楽しいようです。

TAKUがニコニコと楽しそうに、ひとりでおしゃべりをしながら歩いていると、通りすがりの人が笑顔で声をかけてくれます。「Whatis your name?(お名前は何?)」「I'm Thomas!(僕はトーマスだよ!)」
こんなに電車好きなのに、L.Aには電車がほんの少しの地域にしか走っていないため、実物をほとんど見たことがないTAKU。日本で新幹線に乗るのをとても楽しみにしています。

青い空に浮かんでいるのは、タイヤ会社の広告の飛行船。ビーチシーズンになると、ビーチの上を、小型飛行機がビール広告の長い凧を引っぱりながら飛んでいくのも、L.A.らしい光景です。

最後に、大好きなドーナツ! これは、おみやげでいただいた、オレゴン州にある有名なドーナツやさんのもの。


ものすごい色をしたものや、なんとベーコンがのった"かわりだね"のものまで! 激しい甘さで、とても1つ全部を食べきれないので、分けあって食べました。
L.A.にも、チェーン店や個人のドーナツやさんがたくさんあり、みんな大好き。でも、わたしたち日本人にとっては、これほど甘くなくてもいいのでは!と思うほど甘く、また少ししょっぱく感じます。
子どもの頃からアメリカの味になじんているTAKUは、またわたしとは違った味覚になるのかもしれませんね。

それでは、次回は、L.Aらしい夏の始まりの様子をお伝えします!


***To be continued***
次回もお楽しみに♪



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