また、予防で積極的なのが、インフルエンザの予防接種。こちらでは「Flu shot」と呼びます。
とても効率的でいいと思うことは、予防接種が、薬局で受けられること。
こちらでは、大型の薬局がコンビニのような役割をはたしていて、スーパーの中にもたいてい薬局コーナーがあるので(アメリカでも、薬は処方箋をもって薬局で受け取る)、気軽に安く注射を受けられます。
これも、病院での接種に限定してしまうと、医療費の高さから接種する人が減り、病気の蔓延を防げなくなる、という考えからかもしれません。
最後にひとつ、とても印象的だった出来事を。数年前、新型インフルエンザが流行した時、公的な病院で無料の予防接種が行われました。車で出かけてみると、すごい数の車が病院の外まで長い長い列を作り、道路も大渋滞。
どこかに車を停めて、歩いて病院に入ろうとすると、車に乗ったまま待つようにとのこと。延々待って、やっと病院の駐車場に入ると、そのまま車ごとテント前に誘導され、何と! 窓越しに家族3人、予防接種を受けました!
ボランティアのナースの方も、普段着姿で、ウエストポーチから、まるでペンを出すかのように、注射器を出してきたので、少し不安になりましたが、ドライブスルーの予防接種は、待つのも楽だし、人との接触もなく安全で、アメリカらしい効率的な方法だと、とても感心しました!
それではまた!