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UKA
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1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、 3歳になるTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!




 皆さまこんにちは! こちらL.Aは、1年のうちで1番楽しく、にぎやかなホリデイシーズンの真っ最中です。
 10月のHalloweenから始まって、11月のThanksgiving、12月のXmas・New Yearまで、楽しいイベントが目白押し! 学校での発表会や、地域でのイベント、お友達とのパーティーなど、忙しくもわくわくする、楽しいシーズンを過ごしました。

 今、TAKUは4歳、日本での保育園・幼稚園にあたる、「Pre-shool(英語の幼稚園)」に通っています。同時に、日本語の幼稚園にも通っていて、両者を比較すると、面白い違いが見られます。

 まず、英語の幼稚園は、自由に見えて、実は、きまりに厳しいということ。ちゃんと一定時間座っている、きちんと集中して先生の話を聞く、列に順番に並ぶなど、ルールに従うこと、先生の指示にちゃんと従えることに、重きが置かれているように思います。
 一方、日本語の幼稚園では、のびのびと、子どものしたいことに沿って、自主性を伸ばすという方針が取られているように思います。
 アメリカでは、まずは規律を教えてから自主性を伸ばす教育へ、日本では、自主性を伸ばしてから規律を教えていくという、教育の順序の違いがあるのでしょうか?



 また、英語の幼稚園では、日本では見られない、子どもへの叱り方があります。
 それは『タイムアウト』といって、お友達を叩いたり、先生の指示に何度注意を受けても従えなかった時に、その子どもを皆から少し離れた椅子に座らせたり、立たせたりします。
 これは、家庭でも一般的に行われており、どんなに泣いたり、拒否をしても、「年齢×1分」の間、そこにじっとさせ、自分が悪いことをしたことを自覚させ、クールダウンさせるのです。
 時間も短いし、その間にお説教を受ける訳でもないので、子どもはほんとに堪えるのかな?と思いますが、子どもへの虐待に厳しいアメリカでは、このような方法を取っているようです。
 TAKUもしたことがあるの?と聞いてみると、「2回くらい」だそうで、どんな気持ちがするの?と尋ねると、「恥ずかしいから、もうしたくない!」と眉間にしわを寄せていました。どうやら、一定の効果があるようですね。


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