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UKA
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1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、 3歳になるTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!




みなさまこんにちは!
こちらL.A.は、例年より寒めだったWinter seasonがようやく終わり、眩しくて温かな春がやってきました!
冬が寒いといっても、日本とはとても比べものになりませんが、強い日差しで暖かな日中と、日が暮れた後の肌寒い温度差に、すぐに風邪をひいてしまいます。
また、空気がとても乾燥しているので、毎年、インフルエンザが大流行!
私たちも、フルショット(予防接種)を受けたにもかかわらず、家族全員でかかってしまい、苦しい思いをしました。
L.A.は車社会なので、日本のように満員電車や人ごみでうつってしまう……ということはないはずなのですが、以前「アメリカの医療」でご紹介したように、医療費がとても高いために、具合が悪くても病院に行かず、インフルエンザにかかっていると自覚しないまま、
すぐに学校や職場に戻ってしまう…。このような人が少なくないために、蔓延してしまうのでは……と考えています。
実際、知人の中でも、家族4人でインフルエンザにかかり、タミフルの処方箋をもらったけれど、入っている健康保険のカバーが少ないため、タミフルの料金が4人で1000ドル!かかると言われ、飲むのをあきらめて、おいしいものを食べて治すことにした!という人がいました。
改めて、日本の医療制度に感謝するとともに、それが破たんしないよう、過度の医療をさける努力を皆でしていきたいですよね。

さて、今回のテーマは、「アメリカの子どもたちの食生活」についてです。
オバマ大統領夫人、ミシェルさんが、子どもたちの食生活の改善に、積極的に取り組んでいるように、アメリカでは、子どもたちの肥満が大問題になっています。
私も、TAKUのPre-shool(幼稚園)やレストランで、子どもたちの食事風景をよく見ていますが、日本の子どもたちのそれとは、大きく違っていて、本当に驚かされます。
まずは、私の考える、アメリカの子どもたちの食事の問題点は、
@高カロリーA甘すぎる・辛すぎる(味が濃すぎる)Bバラエティーが少ない
という3点ではないかと思います。

こちらは、スーパーで売られている、子ども向けのランチセット。各3ドルくらいです。これをこのままランチバックに入れて、ランチやスナック(おやつ)として食べます。


チーズとハムのクラッカーサンド・チョコレート・ジュース

ハムサンドウィッチ・オレオ・スムージー
(ヨーグルトとフルーツを混ぜたドリンク)


ナチョ(メキシコ料理のコーンでできたチップスにサルサソースをつけて食べる)
・キットカット・ジュース

これがランチ?と思えるほど、食事らしくなく、まるでお菓子のようです。

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