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UKA
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1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、3歳になるTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!



とはいえ、子どもにとっては、夜に一人だけで寝るのはやはり怖いものです。子どもたちが、自分の部屋でリラックスできるように、子ども部屋グッズは、本当に可愛いものをがあります。

まずは可愛い寝具たち。

男の子にはこんな海賊船型ライト


女の子のライトもとってもキュートです。


ベットにつけるこんなプリンセステントもあります!


男の子には、海賊のテントも!


これは、ぬいぐるみライト。ピンクはテントウムシ、ブルーはカメの形です。背中の穴から光がもれて、天井に星が映ります。


そしてこちらは、自分だけのぬいぐるみを作れるぬいぐるみショップです。


初めに好きな毛皮を選び、中に綿を詰めてもらって、最後に洋服などを選びます。



TAKUはこのレインボーベアを持っています。


男の子でも、小さな頃から一緒に育ったベアを持っていて、みんな大切にしています。

日本の添い寝の習慣とともに、こちらではやってはいけない、とされていることが、親子一緒にお風呂に入ること。
こちらではシャワーが一般的ですが、子どもをシャワーさせる時、親は服を着て一緒に浴びないことを勧められます。
物心ついた女の子と父親が一緒にお風呂に入るなんてもってのほか! もちろん男の子と母親、男女の兄弟も、一緒はいけないとされています。日米の育児の違いに詳しいカウンセラーの方がおっしゃるには、「日本式とアメリカ式、どちらの習慣を選ぶかはあなたの家庭の考え方次第だけど、知識として、アメリカの常識を知っておいて下さい」とのこと。
日本人の女の子がエレメンタリー(小学校)で、「お父さんとお風呂に入った!」と先生に話して、大問題になったという話も聞きました。こちらでは、家庭環境がとても複雑な場合が多く、TAKUのクラスメイトにも、、養子となって新しいファミリーと暮らし始めた子、一日の半分を本当のお母さんと、残り半分をお父さんとその再婚相手である新しいお母さんと過ごす子(参観日には皆で参加するほど、とてもオープン)、両親の離婚後、お母さんとそのボーイフレンドと暮らしている子、など本当に様々です。
このような環境の中で、子どもの人権が守られるように、虐待などが起こらないように、しっかりとしたシステムがあるのがアメリカなのだと思います。
少しでも虐待の兆候が見られたら、教師やカウンセラー、公共施設の職員などは、すぐに通報する義務があり、それをしないと罰せられるとのこと。プールで着替え中、日本人の子どもの蒙古斑(もうこはん)が虐待によるあざだと間違われ、通報されたケースも過去にあったとのこと。これがもともとあったものだと証明するために、小児科医に証明書を書いてもらい、常に携帯して、もしもの時に説明できるようにしておくよう言われました。
日付入りの写真で証明しようとすると(例えば1か月前に撮った写真と、今のあざの形が全く同じであることはないため)、お尻の写真は児童ポルノと疑われるとのこと……。日本では思いもつかなかった「まさか!」な常識がここにはあり、時に過剰に感じられることもありますが、日本で児童虐待のニュースを耳にするたび、もっと徹底した子どもたちを守る政策と、親の認識が必要なのでは!と思います。

それではまた!


***To be continued***
次回もお楽しみに♪



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