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岩橋ひかり iwahashi hikari

大学卒業後、金融機関勤務。第1子出産後、フルタイムのワーキングマザーとして人事部門にてダイバーシティ推進や新卒採用等に従事。第2子出産を経て、現在子育て中の母親向けキャリア支援事業の起業準備中。キャリアカウンセラー。
ブログ「育休ママのキャリア日記」





     
 

妊娠されているのですね。おめでとうございます!
仕事に行けないほどのひどいつわりだと、辛いですね。
会社で、周りの目が冷たいような感じがするとのこと、それもまた辛いですね。周囲の視線が冷たく感じる以外で、何か具体的に言われたことはありますか。妊娠し、辛いつわりで会社を休んだりして、周囲に申し訳なく感じてしまうのはよく分かりますが、もしかするとご自身の思い過ごしかもしれません。
同僚の方は、妊娠中の人に何を話したらよいのか分からず、声を掛けられずにいるだけかもしれません。
今は、自分ができることに専念しましょう。今すべきことは、まずは妊娠中の体を大切にすること、そして出社したときには真摯に仕事に取り組むこと。余計なことは考え過ぎないようにしましょう。

そして、育休後のこと。
初めてのことだらけで、とても不安に感じてしまいますよね。保育園に入園できるのか、子どもが病気になったら仕事はどうするのか、子どもはどのくらいの頻度で熱を出すものなのか、「?」だらけの状態だと思います。それもそのはず、まだ出産もしていないのですから。なので、今の状態で仕事を続けるか辞めるかの結論を、急いで出す必要はありません
ご実家やご主人の協力がほとんど得られなくても、復職して働き続けている女性はたくさんいます。働く女性をサポートするサービスは、病児保育やベビーシッター、家事代行サービスなどたくさんあります。そういうサービスを駆使することも出来ますし、時短勤務制度を利用して働く時間を抑えることもできます。
子育てしながら働き続けるサポート体制を整える方法は、公的なものから民間のサービスまで、色々なものがあります。現時点で仕事を続けるか辞めるかの結論は急がず、課題を紐解いて一つ一つ解決していきましょう。
ご主人も、今は激務で深夜帰宅かもしれませんが、子育てを機に働き方を変えて、協力し合えるようになるかもしれません。

そして最後に、働くことについて
ご主人は仕事を続けてもいいし、専業主婦になってもいいと言ってくれているとのことですが、ご自身ではどうお考えですか。専業主婦になりたいと思っていますか? それとも、働き続けたいと思っているでしょうか。
妊娠・出産を機に、「働くこと」について、改めて考えてみませんか。
ご自身の好きなこと得意なことは何なのか、働くことで何を得たいのか、これからどのように生きていきたいのか。自分の「働くこと」への価値観について、改めて考えてみることをおすすめします。
そして、ご自身の考えを、ぜひご主人にお伝えください。夫婦で「働くこと」をテーマに話し、ご相談者様の想いに触れることで、今は激務で深夜帰宅のご主人にも何か変化が起きるかもしれません。
今すぐに仕事を辞めるか続けるかの結論を出すのではなく、ぜひ焦らずにじっくり考えてみてください。
そして今何よりも大切なのは、ご自身の身体妊婦の時期を楽しんでくださいね!

 
     




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