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くりオンマ
<profile>
1980年東京生まれ京都育ち。
大学卒業後、渡豪し、自然と戯れる。
2010年、結婚を機にソウルへ。
2012年4月にソウルで愛娘を出産。
現在は外資系企業でアナリストとして働きながら、子育てにも励んでいる。



昨日、娘の百日を迎え、旦那のいとこなども呼び、今日、娘の百日祝いをした。韓国式にど派手にしすぎた(笑)まだ首がしっかりすわっていないので、バンボに座られてみたが、うぅぅぅ……完全に力士やん(笑)下の写真のショットも、やっとで撮った。

韓国では、百日祝いに親からへその緒を入れたハンコ子ども名義の通帳をプレゼントすることが多い。へその緒をハンコの柄の部分に保存するのだ。あまり実用性はないけど、へその緒を保管するための良案だと思った。そして、通帳はこどもの将来のために積み立てしたり、お祝いでもらったお金などを貯蓄する目的で作る。
そして、おじいちゃんおばあちゃんからは純金の指輪をもらった。これも韓国の風習。百日や1歳のお祝いの時に、身内から純金の指輪やネックレス、ブレスレットなどをもらう。「一生困らないように」という意味らしい。
そして、赤飯は日本風に。尾頭付きの鯛を探すのに一苦労! 近所のお魚屋さんに行って、その日だけ、娘のために、特別に仕入れてもらった。近所のお魚屋さんに感謝! 赤飯は、日本から赤飯の素を持って帰ってきていたのだ(笑)あと、命名紙! 韓国では見かけないらしい。これも日本に帰った時に買ってきておいたものだ。
飾られている写真は、この装飾一式を貸してくれる業者に写真のファイルだけ送れば、いろいろ加工して送ってくれる。百日祝いのあとにも部屋に飾れるので、とてもうれしいサービスだった。

百日餅といって、韓国では、百日祝いに来てくれた方や近所の方、会社の同僚にお餅を配る。上の写真に見えるピンクのハートが真ん中にあるお餅も、百日祝いに飾るお餅のひとつ。それ以外にもまんまるの三色のお餅やあずきがまわりいついたお餅などを用意した。近所のお餅屋さんに行って(韓国では、お餅屋さんが本当に多い)百日祝いをするといえば、お餅屋さんが用意してくれる。韓国の文化がまだよくわからない私にとってはとても嬉しいことである。
百日祝いも無事おわり、明日からは仕事復帰だー!

今日から仕事復帰。娘の面倒を見ながら、仕事もこなさないといけないので、なかなか仕事がはかどらない。でも、初日だから、焦らない、焦らない……そして、在宅勤務の許可を頂いているのだから、こんなにありがたいことはない。
韓国では普通、産休は3ヶ月である。それ以上休むと復帰しづらいという事が多いらしい。3ヶ月も休めないという人も多い。日本に比べて、女性が働く環境は恵まれていないのが現実。産休の3ヶ月間は国が給与の50%を負担してくれる。残りの50%は会社裁量らしい……私は幸い、3ヶ月間、給与の100%をもらえたが、そうでない人もいるらしい。また、3ヶ月過ぎると、もちろん無給。育児休暇を取っても構わないが、無給となる。

私は、母親の力を借りるかたちで仕事復帰することになった。そう、母親が子守りをしに、日本からはるばる来てくれる事になった。仕事もやめて来てくれた母。母の愛は無限大だなと思った。私も娘にこの愛を受け継いでいきたい。
韓国では(ネリサラン)という言葉がある。「親や目上の人からもらった愛情を下に受け継ぐ」という意味だ。もらった愛情は下にはいくが、上には返って来ないという皮肉の意味で使われることもあるが(笑)

 

やーっと娘の首がすわった! と言っていいくらい、しっかりしてきた。次は寝返りだー!

今日はじめて、娘が声を出して笑った。声を出して笑った瞬間、自分の声にびっくりして、娘が泣き出してしまった(笑)
けたけた楽しそうに笑ったと思ったら、次の瞬間、固まって、号泣。これからいろいろな体験、経験をしていく娘。こうやって成長していくんだろうな。

今日は娘の百日撮影! 百日からはだいぶ経っているけど……首がすわってから撮った方が50日と違う感じで撮れるからとの、スタジオからのアドバイスを頂き、今日行って来た。

50日の時もかわいい!とか思っていましたが、いやいや、レベルが違うぜぇ。かわいすぎやん! 自分の娘にこんなこと言うたら、完璧に親バカやけど、ほんまにかわいかった!

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