ソウル・コソダテ・ニッキ econ-mag

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くりオンマ

<profile>
1980年東京生まれ京都育ち。
大学卒業後、渡豪し、自然と戯れる。
2010年、結婚を機にソウルへ。
2012年4月にソウルで愛娘を出産。
現在は外資系企業でアナリストとして働きながら、子育てにも励んでいる。

今日の夕飯の時の出来事。娘が床にこぼしたものをティッシュで包んで、私は手に持っていた。
娘が急に立ち上がり、私の手のティッシュを奪った。また何か悪さを思いついたのか？と思った……
しかし、
「ちっち（日本語で言うばっちぃ。韓国語で書くと）」と言いながら、ゴミ箱へ向かい、そのティッシュを捨ててくれたのだ。
すっきり顔の娘は、残りのごはんを食べるためにまた着席したのであった。
子どもの行動は全然読めない。だから、絶対に、娘が行動もしていないのに先回りして「だめ！」って言っちゃだめだなと思った。今日は何かの勘が働いて、だめ！とは言わなくて、ほんと良かったー。せっかく素敵な行動をしてくれようとしていたのに、娘に心の傷を残しかねなかった。怒ったり、やめさせる前に、必ず一呼吸入れようと誓ったのだった。

最近、忙しくて、娘と遊ぶ時間が少なかったのだが、今日、保育園からの帰りに、公園に遊びに行った。すると、以前から仲良しだったママ友がいたので、挨拶を交わした。そうすると、初めて見るママさんたちが……紹介したいと言われ、挨拶した。私に会いたかったそうだ（笑）

少し恥ずかしい気もしたが、話してみると、すごく楽しい人たちで、すぐに打ち解けた。こうして、私含む6人のママ友が仲良くなったのだ。

家で働いている私……毎日、家で一人淋しくお昼ごはんを食べていたのだが、最近はたまにママ友の家にお邪魔して一緒にランチをする。お昼休憩の1時間を有効活用とでも言おうか（笑）変化の無い1日を毎日過ごしていたが、ママ友とランチをするだけで、仕事に対する集中力も上がるような気がした。

今週は韓国の秋夕（チュソク：旧盆）という祝日があり、5連休だった。そのため、娘と主人と私で一緒にごはんを食べる機会が多かったのだが、娘がおはしに興味を持つようになった。おはしでごはんを食べたがり、遂にはおはしじゃないとごはんを拒否するまでになってしまった（笑）。
そのため、だいぶ早いとは思ったが、娘におはしを買ってあげた。もちろん、お箸の上にはポロロ！　ポリーがついたお箸もあるのだが、娘がポロロを選んだ。日本と同じで「エジソンのお箸」で始めるのが主流。娘が右利きか左利きか、まだはっきりしていないが、どうやら右利きっぽいので、右利きのお箸を買った。

おはしを買ってもらった娘は大はしゃぎ。外食をしたのだが、おはしを持たせておくと、おはしが使い慣れないから食べにくいのか、おとなしくごはんを食べている……外食をこんなに落ち着いて食べたのは、いつぶりだろうか……（笑）

次のページ、韓国での「ご近所付き合い」は……

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