最後に、前世代から参入したマイクロソフトの「Xbox360」についてですが、今一番勢いのある機種です。
現状を分析すると、 |
『Xbox360』(マイクロソフト) |
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日本でも海外タイトルがどんどん参入することで、参入メーカーとタイトルが多い。なおかつ、開発がWindowsベースなので、開発コストが低くPCへの移植も容易。 |
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ほかの機種に比べ1年近く早く発売している。 |
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Xboxとの互換を持っている。 |
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メディアはDVD |
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本体価格が安い。 |
上記条件だけ見れば、圧倒的勝利を収めていてもおかしくない状況ですが、発売当初はぜんぜんでした。
なぜならば、どうしても海外産のイメージが払拭できず、一部のコアなユーザー以外からは敬遠されていました。
しかしながら、ここ最近は海外メーカーの技術力の上昇によるゲーム自体のクオリティがかなり高くなっていたり、スクエアエニックスのタイトルが独占で発売されることで、新規ユーザー獲得に大きく貢献したりと
現在大躍進を続けています。
その他、今のゲーム市場のメインストリームは海外に移行しているため、日本の多くのメーカーが海外での展開を主眼におきつつあります。
そんな中、海外で圧倒的な人気を誇る「Xbox360」は、各メーカーにとって参入必須の機種になっているのです。
日本国内だけで見れば、まだまだな部分もありますが、今後伸びてくることが予想できる機種です。
さて、現在のゲーム機までを見てきていただきましたが、実は大変重要なことがあるのです。
それは、そもそも据え置き機自体が現在低迷している、ということです。
今現在のゲームシェアは「DS」が7割を超えるシェアを誇るまでに爆発的に普及しおり据え置き機の存在を脅かしているのが現実なのです。
今後この状況は、ますます加速することになるでしょう。
なぜなら、開発コストの圧倒的な安さ、「DS」自体の普及率の高さ、ゲーム以外のジャンルでの展開が可能、といった要素があるからです。
筆者個人的には据え置き機での圧倒的なスケールは大好きなのですが、ゲームというものを考えると携帯ゲーム機であっても
本質は変わらないものです。
今までのゲームの歴史を鑑みると、常に流行は変わるものですし、遊び方のスタイルも変化するものです。
ただ、どれが正しいということではなく、あなたなりの遊び方を探していくことが素晴らしいゲームライフにつながるのではないでしょうか。
では、あなたにとって幸多からんゲームライフを。
あ、書き忘れましたが任天堂黒歴史の「バーチャルボーイ」について、本体はヘッドマウントディスプレイなのですがその重さから3脚をつける必要がある素敵な商品。
左右で異なる映像を映し出すことで、立体画面を実現したその当時未来的な機種だったのですが、赤色のみしか発色できない残念な商品だった。
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『バーチャルボーイ』(任天堂) |
それゆえ、発売から数ヶ月で消えてしまうが、いまやその希少さゆえ一部のマニア涎髄の一品だとか・・・。
もちろん発売日に買いましたが、なにか?
***To be continued***
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