皆さんこんにちは。
第4世代までについて記載した前回に引き続き、今回は第5世代から現在主流の第7世代までを記載したいと思います。
さて、まずは第5世代といえば、有名どころとして「プレイステーション(以下、プレステ)」・「セガサターン(以下、サターン)」・「NINTENDO64(以下、N64)」などが挙げられます。
マイナーなところでは、「レーザーアクティブ」・「3DO」・「PC-FX」・「ピピンアットマーク」なども存在しており、各陣営が熾烈な争いを繰り広げていた時でもあります。
その他、「バーチャルボーイ」といった、任天堂の黒歴史もこの世代に登場いたしました。
では、なぜこれだけの機種がこの時代に登場したのか?
大きな理由としてCD-ROMというメディアの普及ということが挙げられます。
前の回で出ました第4世代でもCD-ROMメディアは存在しましたが、その時代はまだCD-ROM自体が普及しておらず、
「ロード時間が長い」・「大容量を使いこなすだけのものがない」などの問題でいまいち主流に乗れませんでした。
それゆえ、任天堂もCD-ROM開発を見送り、量産体制の整ったROMカートリッジでの発売を継続していました。
しかし、このころになるとCD-ROM自体の量産性の高さや低価格であることや、3Dグラフィックス機能の向上などによる表現方法の拡大・それに伴う
データの大容量化により、CD-ROM自体のメリットが大きくなり各社がゲーム機の覇権を握らんと参入してくることになります。
そんな中、他を押さえつけ覇権を握ったのは、くしくも任天堂とのCD-ROM機開発で仲たがいをしたソニーの「プレステ」でした。
では、なぜ覇権を握れたのか?
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プレイステーション(ソニー) |
理由はいくつかありますが、一言で言えばライトユーザーの取り込みに成功したからにほかなりません。
同世代の「サターン」は、アーケードゲームの移植のためにスペックを高くする必要があり、コストダウンが難しいという問題を持っていました。
それゆえ、「プレステ」との値下げ競争の結果、売っても赤字になってしまうという結果を招くことになります。
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セガサターン(セガ) |
本体価格の低下は新規ユーザーの取り込みに大きく関わるため、無理をせずに下げられた「プレステ」に分がありました。
それに、ソフトラインナップもRPGなどの日本人好みのものよりも、対戦を主眼としたアーケードライクのものが多く、ゲーマーには好かれましたが世間一般的には取っ付きづらい印象が残っていました。