大宮冬洋さま
こんにちは!
すっかり梅雨真っ盛りですが、お元気でいらっしゃいますか?
私は、引き続きとても元気です。
子どもが1歳になり、「乳児」から「幼児」へと進化したこともあって、気持ち面でも行動面でも、気にしすぎることがなくなったというか、多少トラブルがあっても「これも成長のために必要な要素かも」と、割り切れるようになってきました。
(たとえば、今までは、子どもが疲れてはいけないからと、1日1件しか予定を入れないようにしていたので、スケジュールに余裕がなかったのですが、今は用事のハシゴができるようになって、スケジュールのやりくりが楽になりました)
そうすると、精神的にも楽になるし、行動範囲も広がるし、子どもには負担をかけてる可能性はありますが、私はますます楽しくあちこちでかけたり、会いたい人と会ったり、仕事の予定を入れたりしています。
自分の家事スキルがもうすこし上昇すればさらにいいのにな〜と思うのですが……。
さて、これまでの大宮さんとのメールのやり取りの中で、感じたことがあります。
大宮さん、子どもの話や子育ての話になると、拒否反応を示すというか、見なかったことにしている節、ありませんか?
確かに、他人の子どもの話ほど、つまらないものはありません。
「もうすぐ歩きそうで、自立して足を出そうとしている仕草が最高!」とか、
「言葉も覚えてきて、子ども番組のパンの歌が流れると一緒にパンパパパンと歌っている〜」とか、
「自我の芽生えが著しくて、気に入らない食べ物はポイポイ投げる……」とか、
関係のない人にとっては、どうしようもないほどどうでもいい話です。
それは、私にもよくわかります。
でも、「子育て」に関する話は、「職業」の話として、普遍性をもって接することができるのでは、と思うんです。
「子育て」という「作業」の中で、「子」という「他者」と向き合いながら経験する中で感じたり考えたり学んだりしたことは、ほかの「仕事」を通して経験する話を聞くのと同じように、なにがしか、興味深いところはあるように思います。
もし、他の仕事、別の業種の話を聞いてもなにも楽しくない、というのであれば話は別ですが、きっと、それぞれの仕事において、特異な部分と普遍的な部分とがあり、共感したり新鮮な発見をしたりしていくものですよね。
そうでなければ、ライターと調理人は、弁護士と美容師は、看護師と編集者は、ヘルパーと建築士は、一緒に話をしてもつまらない関係ということになってしまいます。
いかが思われますか?
そもそも、「大宮さんは子どもや子育ての話になると見なかったことにしている」というのが間違いでしたら、大変失礼いたしました。
今日は梅雨の合間の晴天で気持ちいい日ですね。
大宮さんも、気持ちいい一日を過ごされていることを願っております。
ではでは、また!
洪愛舜
2012/06/23 15:28
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