大宮冬洋さま
あけまして、おめでとうございます。
年女となった本年も、どうぞよろしくお願いします。
2012年は、大宮さんにとって変化の年でしたね。
激動の「大移動生活」も、慣れてこられたころでしょうか。
ふたつの街を行き来して、両方を「棲家」にしていると、それぞれの特徴についてより深く知ることができる気がして、少し羨ましいです。
(どんなところでも、「住んでみないとわからないこと」があるし、「他者と比べて初めて見えること」も多いと思うので……)
お仕事の方も、面白そうな企画に多数携われているのをブログで拝見しています。
私の方はというと、去年10月ごろから、青山のこどもの城の存続を求める運動に携わるようになり、最近はそれが最も忙しくて「編集者」よりも「プロ社会活動家」のような状況になりつつあります……。
街頭署名やネットでの拡散作業、そして、前厚労副大臣と面会したり、国会議員たちに要請まわりしたり、厚労省役人たちと折衝したり……。
ちょっとお手伝いできたら、という気持ちで始めたのですが、当初の想像をはるかに上回るほどがっつり関わっていて、ときどき不思議な気持ちになっています。
でも、ここまで来たら、今はこれをとことんやれということなのかも、と判断し(自分で勝手に)、この先に見えてくるものを楽しみにしつつ、今年は結果につなげられたらと思っています。
さて、今日は大宮さんに聞いてみたいことがあります。
大宮さんは、「目標」を立てる方ですか?
振り返ってみると、私はこれまで、自分でも驚くほど「目標」とは無縁で生きてきました。
しいていえば、「毎日できるだけ楽しく面白く生きたい」と思うくらいで、何年後にどうしたいとか、将来はどういう風になっていたい、というったような大きな意味での「目標」は、これまで一切立てずに生きてきたように思います。
そんな私なのですが、子育てもして、仕事でも輝いている同年代の女性を見ると、少し焦りを覚えることがあり、そのことについて、好きな先輩女性とお話していると、 「えすんさんを見てると焦ることなんて何もないように思うけど、もし焦るんだとしたら、自分がどうなりたいか、っていう目標みたいなのがハッキリしてないからじゃないかな?」という風に言われ、私は衝撃を受けたのです。
そうだ。私には目標がない。
だから、毎日の生活に面白さや楽しさを感じて愉快に過ごしているけれど、目標がないから「どういう自分になりたい」という姿がなく、そのために、誰かの輝く姿に「私、これでいいのかな」と、得も知れぬ不安さを覚えるのかもしれない、と。
そろそろ私も、「どう生きるか」という目標を立てるときがきたのかもしれない……と感じたのです。
しかし、実はこの話をしたのはもう1年以上前のことで、その時は大変な衝撃を受けて 「そろそろ私も目標を立てるか……」と感じたものの、相変わらず日々の楽しさに重点をおく毎日を過ごしています。
結局まだ目標は立てず……。
(しかもそのあと、流れ流されるまま今までの仕事以上に忙しく社会活動をするようになっているし……)
結局は、私は目標を立てることができない人間なのかもしれません。
ただ、現在は過去の日々の積み重ねであり、未来は今の日々の積み重ねであるから、目標に向かわず「ただ楽しく」生きる日々の先には、「楽しい日々」が待っているのかどうか、それは何とも言えないところで、不安にもなります。
大宮さんを拝見していると、お仕事など計画的に目標を掲げながら取り組まれているように感じつつも、急に怒涛のような大転換があったりで、どのようにしていらっしゃるのか、気になりました。
お話お聞かせいただければ幸いです。
本格的に寒い日々が続きます。
どうぞご自愛ください。
洪愛舜
2013/01/05 15:59
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