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くりオンマ
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1980年東京生まれ京都育ち。
大学卒業後、渡豪し、自然と戯れる。
2010年、結婚を機にソウルへ。
現在は外資系企業でアナリストとして働きながら、ソウルで妊娠生活を送っている。




韓国で妊娠生活を送るのくりオンマさんの妊婦日記、いよいよ最終回です!
今回は、妊娠後期に入り、いよいよ出産間近。おなかの赤ちゃん・クルクリちゃんとの妊娠生活最後の日々、どんな結末が待っているのでしょうか!?(編集部)


今日は待ちに待った臨月ショット撮影の日だった。韓国では記念撮影文化が根強く浸透していて、何かにつけて記念撮影をするのが大好き。はじめはこの文化に馴染めなかったけど、今となってはそれを楽しんでいる。
しかも、臨月ショットは無料で撮ってくれるところが多数!まぁ、今後、こどもが産まれたら100日記念や1歳記念の写真を撮ってくださいねぇと営業さられるのであるが……。ちなみに、まんまとその話術にひっかかり、クルクリの1歳までの記念撮影パッケージ(生後50日、生後100日、1歳と写真を撮ってもらえる)を今日、予約してしまった……(笑)

スタジオに着いて、まず衣装選び。なんと2着も着ていいとのこと。無料なのにサービスが良いなと感心。1着目はムームーっぽいワンピース、2着目はおなかをどーんと出したセミヌード風(笑)。
着替えて早速、撮影開始! フラッシュばしゃばしゃと浴びながら、ポージングを次々と要求される。まるでモデル(笑)体型はパンダだけど……
笑顔で!と何度も言われるが、どうも笑顔がひきつる。笑顔って難しいね……

撮影終了後、撮った写真を見せてもらった。なんとも素敵な写真たち!
顔がほとんど映ってないところはさすがプロのカメラマン!笑。
妊娠8カ月の私は顔がパンパンでとても写真に残せる顔をしていなかったため、この顔の感じはベストショットと言えるだろう。一生に何度もない、このおなかのショット。とても良い記念になった。

大学時代の友人が韓国に遊びに来たいとの事で、我が家に泊まることになった。私がまだ仕事を続けているため、一緒に観光などはできなかったのがちょっと残念。でも、夕飯を一緒に食べたり、家に戻ってきては、来月の今日には私がママになってるんだよー信じられないねーみたいな会話をしながら、久しぶりの再会を楽しんだ。

そして、彼女は我が家のミッションインポッシブルであったパズルを完成させて帰ってくれたのだ! そのパズルは、新婚旅行の時にルーブル美術館で購入した「ナポレオン1世の戴冠式」の絵である。
買ってきたは良いが、私も旦那もパズルは苦手(笑)苦手ならなぜ買ったと突っ込まれそうだが、その時はきっと完成できると思い込んでいたのである。しかし、完成することなく放置されていたのだが、友人が見事、完成させて帰ってくれたのだ。ありがとう!

今日は、出勤最終日。明日は空港まで韓国に留学中の従弟を送り届けなければいけないので、今日まで出勤して、明日から出産予定日までは家で働くことにした。出勤最終日とあって、ため込んでいた書類の整理に追われ、シュレッダーしているだけで1日が終わった気がする。家に持って帰るものも多く、今日はタクシーで帰宅した。

01 / 02 / 03




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