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くりオンマ
<profile>
1980年東京生まれ京都育ち。
大学卒業後、渡豪し、自然と戯れる。
2010年、結婚を機にソウルへ。
2012年4月にソウルで愛娘を出産。
現在は外資系企業でアナリストとして働きながら、子育てにも励んでいる。



朝起きてみると、娘の手と足に小さな水疱のようなものが見えた。見た瞬間、来たな、手足口病だとすぐわかった。
日曜でも診療してくれる小児科へ行き、診察してもらった結果、手足口病だと言われた。やっぱりそうか。続く先生の言葉に愕然。
1週間は登園禁止です。」
ちょうど明日からむっちゃ忙しいのに……電話会議もいっぱいあるし……どうしよう……と半べそかきながら帰宅。一番忙しい日をチェックし、旦那に休んでもらうことにした。
ここで妙案が思いついたのだ! 今日、旦那の妹がオーストラリアから帰国する。義妹は元保育士さん。駄目もとで頼んでみようかとなり、帰国後、娘を見るために我が家に立ち寄った義妹におそるおそるお願いしてみた。幸い、義妹が快諾してくれた。義妹は実家に帰ることなく、そのまま我が家に泊まることになり、1週間を過ごすことになった。

手足口病にかかった娘は体が火照って暑いのか、気づいたら、パンを片手に床でこんなポーズで寝そべっていた。
笑っちゃいけないけど、正直面白かった……(笑)

義妹のおかげでなんとか1週間を乗り切れた! 娘がはじめてかかった感染病と私の仕事の忙しい時が重なった時に、義妹がちょうど帰国し、娘を1週間見てくれたというこの奇跡。義妹に感謝の気持ちを込めて、小さいプレゼントを贈った。

本当に忙しかった6月が終わろうとしている。私、乗り切れるのかなと本当に不安になったが、結局私って、どうにか乗り切るんですよねー! ぶっ倒れることもなく、あっさりと(笑)

今日から3泊4日の里帰り。飛行機の中で眠ってしまった娘をバシネット(乳児用ベッド)に寝かせてみた。はじめて飛行機に乗った時はバシネットがとても大きく見えたが、この1年ですっかり大きくなった娘にとってもうバシネットは小さいようだ。もうバシネットも卒業かなー。
関空に着き、その足でおばあちゃんの入院している病院へお見舞いに行った。痴呆があるため、もう私が誰かということははっきりわかっていないが、喜ばしい、懐かしい人が来たというのはわかるみたいで、満面の笑みで迎えてくれた。 ひ孫を見ては嬉しそうに話しかけるおばあちゃんの姿を見て、来て良かったなーと心底思った。
今日は朝からすごく機嫌が悪く、点滴を拒否し、昼食も一切口にしなかったそうだが、ひ孫を見たおばあちゃんはすっかり機嫌が良くなったようだった。 隣国とはいえ、海外に住んでいる私達は、おばあちゃんが入院していても、なかなか顔も出せない。最近は技術の発展で、スマートフォンに簡単に写真や動画が転送できるため、ひ孫の写真を見るのをおばあちゃんはとても楽しみにしているという。毎日、父のスマートフォンに娘の写真を送ろうと心に誓った。

***To be continued***
次回は、1歳4か月から1歳7ヶ月までの様子をお送りします(予定)。
お楽しみに♪



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