My Life is L.A. Style+KID season.21<2/2>

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L.A.在住のママ・UKAさんの素敵な『子育てL.A.ライフ』をご紹介します

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また、近頃熱心に行われているのが、「Mindset」という思考法の授業。難しいことがあっても、「できない!」じゃなくて、「どうやったらできるかな? 私ならいつかできる!」と考えようというものです。小さな頃から、このようなメンタル訓練をするのも、とても面白く感じます。
日本のように、嫌なことを我慢したり、忍耐力をもって何かに取り組むというシーンを、この年齢までの教育でほとんど見たことがないので、アメリカではどのように子どもたちのやる気と根気を育てていくのか、これからとても興味があります。

子どもたちが見ている、「Mindsetビデオ」のひとつをご紹介します。

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また、TAKUが通い始めた地元のサッカーチーム。ここでも、日本の練習風景とはまた違った面白さがあります。
毎週、1回の練習と、土日に1回の試合があるのですが、初回の練習の後、いきなりその週の土曜日に試合があると聞き、びっくり。
全く初心者の子どももいるし、日本の感覚からいくと、最初はひたすらパスの練習などをして、最後の集大成に試合をすると思っていたので、はたして試合の形になるのかなあと、不安に思っていました。

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試合当日。コーチは、大きな声や指笛を鳴らしながら、子どもたちに指示をだして、それなりに試合の形を作っていきます。
面白いのが、コーチも見ている親たちも、決して怒ったり、「あ~あ!」という残念な声を出さないこと。失敗した時も「Nice Challenge!(ナイスチャレンジ!)」、うまく言った時は「Great Job!(よくやったね!)」と、子どもたちのやる気がでるように、チャレンジが続くように、常にほめたたえます。だから子どもたちは、とにかくいつも楽しそうにゲームをしています。
もちろん練習の時は、注意を受けたり、時には少し厳しく言われる時も。ただ基本的には、スポーツは楽しくやるもの!という考えがあるので、我慢や忍耐の練習は、この年齢では見かけたことがありません。
日本のように、基本的な技術が身につくまでがんばるやり方と、アメリカのように実地でまずは楽しくやっていくやり方。どちらがいいかは、お子さんのタイプによって異なると思いますが、このような文化の違いの積み重ねが、国民性や国の気質というものを作っていくんだろうなあと、面白く感じました。

さて、今年もやってきたHalloween。TAKUは、「Steampunk boy」というSF調のクラッシックなコスチュームを選びました。
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学校での仮装パレードの後、近所のモールや、賑やかに飾り付けたお家を巡って、Trick or Treatをいっぱい楽しみました。

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どうぞ皆さまも、家族やお友達と、楽しい冬をお過ごしください!

***To be continued***
次回もお楽しみに♪

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text & photo
UKA
<profile>
1973年京都生まれ。 L.A.在住のフリーライター。
2007年、夫の仕事で渡米、
2008年、Babyを出産。
抜けるような青空の下、セカンドグレード(2年生)のTAKUとのL.A. Lifeをお送りします!