大宮冬洋さま
こんにちは! 洪愛舜です。
まだまだ暑い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。
私は、とても元気です。
子が誕生してからもうすぐ4か月、母親としての自分がなかなか板についてきたように思えて、なんだか日々楽しく過ごしています。
1年近い断酒生活と毎日2時間の散歩の習慣のおかげか、体調もなかなか良く……。
子育て生活って、自然の状態に近いのかもしれません。
前回の大宮さんからのメール、とても感慨深く読みました。
愉快な仲間たちとの関係について、「よほど強い絆で結ばれていない限り、なんとなく疎遠になって縁が切れてしまう可能性のほうが高いですよね」と書かれた通り、私は、仲間との蜜月の時間は、どんなに楽しくても、いつまでもずっと続くものではないと思ってるんです。
仲間って、仕事とか、住んでいる場所とか、趣味とか、そういう何らかの「共通項」を持っているから今一緒にいて楽しいわけで、その共通する項目を失ったら、一緒にはいれないんじゃないかって。
一緒にいても楽しくなくなるんじゃないかって。
例えば、同じ会社に勤めていた時は毎日のように飲んで一緒に笑っていた同僚たちも、 会社を辞めたら徐々に会う回数が減って、次第に全然会わなくなったり……。
それを思うと、どんなに今楽しくても、いつかこの蜜月の時には終わりが来るんだと感じ、 いつもどこかさみしい気持ちになります。
でも、その仲間との蜜月の時間が終わっても、自分が新たに手に入れた別の共通項で別の仲間もできるし、もっと言うと、一度は共通項がなくなって離れた仲間とだって、お互いにまた別の共通項を手にすることで、再びつながることだってあります。
例えば、元同僚も自分も出産して、「同僚」というつながりから「ママトモ」に変わったり。
願わくば、共通項が変わってもこの人とはずっとつながっていたいな、と思う人から自分もそう思われていればいいのですが……。
そういう意味では、家族ってどういう「共通項」を持っているんでしょうね。
親子だったら「血縁関係」だけど、夫婦は……「愛」?
なんて曖昧な……。
話はがらりと変わりますが、秘密を知ってしまうって、とても苦しいことですね。
「秘密にしてほしい」と訴えるその人の「知られたくない」という気持ちもわかるし、でもその人がそのことを秘密にしていることで、周りにいるたくさんの人が傷ついているという状況もわかる。
あぁ、もう、いっそ私が全部公表してしまったらどんなにスムーズか! と思いながらも、秘密にしたいと思っている人の想いを尊重するとそれもできず……。
大切な人が傷ついているのを、知らない顔して見ているしかできないのか、と、自分自身の無力さに途方に暮れるばかりです。
なんて、こんなところで大宮さんにぐじぐじしてもしょうがないことなんですが……。
すみません。
でもつい、弱音を吐いてしまいました。
状況にもよるかと思いますが、大宮さんなら、秘密を貫きますか?
それとも、言ってしまいますか?
ここまでで随分長くなってしまいました。
最近利用しているフェイスブックについて思うことも書きたいと思っていたのですが、また次の機会に……。
今週いっぱいはこの暑さが続くみたいです。
どうぞご自愛くださいね。
ではでは、また……。
洪愛舜
2011/09/14 23:12
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