洪愛舜さま
こんばんは。大宮です。
お母様の具合、良くなって本当によかったですね。
この年齢になると、両親は相変わらず甘える対象でありつつも、同時に保護する対象にもなりますよね。うちは両親ともに70歳オーバーなので、もはや待ったなしです。
寿命が来るときまで元気で楽しく暮らしてほしい。そのために自分が直接間接にできることをしたいと思うのです。
とりあえず、週に一度は実家に電話を入れたり、国民年金の未納分を払ったりしています…。
『夜を賭けて』のDVD、さっそく送ってくださりありがとうございました。
小さな約束を本当に実行してくれる人、なんだか好きです。
信頼関係が深まりますよね。
貴重なDVD、今週中に返しますね(これが僕の小さな約束)。
感想としては、映画的なリアルな演技と演劇的なオーバーな演技が混在していたところは僕には合いませんでした。
でも、とにかくエネルギッシュなのが衝撃を受けました。
貧乏で差別されていても、家族とのつながりや仲間との連帯があれば明るさは失わないのだなあと感じています。
山本太郎は役者として素晴らしいですね。ぜひ役者業に復帰してもらいたいですね。
あと、山本さんが出ていたのは『パッチギ!』ではなくて『GO』でした。
どちらも面白い映画ですよね。
さて、青春について。
> 「ウジウジした自分であらなければならない」と自分を追い込んでしまって、実はとても充実している(かもしれない)今現在の自分自身を見逃してしまっていたら、それはとてももったいないことかもしれないなぁ、と思うのです。
> そして私は、「モジモジ」と「青春」は、両立できると思います。
おっしゃる通りですね。
僕にも充実感に溢れているときがあります。二度目の結婚生活も今のところ驚くほど順調です。
正確に言えば、僕はイケイケの前向きな時期とモジモジの後ろ向きな時期が1日、1週間、数か月、数年の各単位で周期的に入れ替わるのです。
と、大げさに表現してしまいましたが、みんな同じかな?
ただし、何かを誰にか伝えるときは、「イケイケ3:モジモジ7」ぐらいのスタンスがちょうど良いと思っています。
イケイケが半分を超すと偉そうになって謙虚な理性を失いますし(僕はたまにそうなります)、モジモジが大半になると(これも僕が陥りがち)暗すぎて受け手が辛くなりますよね。
なんだか「青春」というテーマから話がズレてしまいましたね。
こんな風に自分のことを中心にあれこれモジモジと考えて表現し、受け手のうち一人でも「私もまさにそう思う!」と共感してくれたら、僕は身が震えるような喜びを覚えます。夢中になっていると言ってもいい、かな。
これが僕の青春なのかもしれません。
だとしたら、いま青春の只中です。なんと素晴らしいことでしょうか…。
今回の往復書簡、なんだか洪さんに救われたような思いです。
大宮冬洋
2012/10/01 19:40
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