大宮冬洋さま
こんにちは!
暑くて苦しかった夏もようやく終わりが見えてきて、心地よい秋の風が吹いてきましたが、お元気ですか。
私はとても元気です。
大宮さん、このたびはご結婚おめでとうございます!!
結婚のご報告を聞いたときは、とっても驚いてマウスポインタが画面からはみ出してしまい、そして、ご結婚のために生活の拠点を東三河へと移されると聞いて、パソコンそのものがデスクから落ちそうになりました。
大宮さん、そういうの得意な感じがしないけど、大丈夫かな……とかいらぬ心配をしてしまっておりましたが、ブログや連載記事を拝見していると、お元気そうで幸せそうなご様子なので、私までうれしい気分になっています。
これから新天地で、そして東京と東三河の往復生活を通じて大宮さんがどんな風になっていくのか、とても楽しみにしています。
さて、話題は変わりまして。
先日、作家の梁石日さんの喜寿のパーティに呼ばれ、遊びにいってきました。
梁さんとは、私が新卒で入った出版社に勤めていたころからのご縁で、パーティ当日は出版社時代の上司や先輩、そしてお世話になった方々が多数参加されていて、うれしくて心躍る再会がたくさんありました。
そんなこんなで楽しんでいると、パーティのクライマックスのライブで、ミュージシャンの朴保さんが、ある曲を歌ったんです。
それは、私が入社したのと同じ時期に、その会社が制作した梁石日原作の映画の主題歌でした。
その映画は、小さい会社が無謀な挑戦をして、社員も制作スタッフもなりふり構わず夢中になってつくった『夜を賭けて』という映画で、その曲を聴いていると、その頃の出来事や感情が溢れてきて、涙がボロボロとこぼれてしまったのです。
あの頃、がむしゃらの仕事して、飲んで、話して、議論して、うまくいったこともあったり、うまくいかなかったこともたくさんあって、でもその日々のすべてが、間違いなく私にとって、青春だったんだなぁと感じたのです。
そして、人は、青春の期間にいるときは、今が青春だって気づかなくて、後になって、「あぁ、あの頃、青春だったんだ」と気づくんだなぁ、と思いました。
さらに、もしかしたら、今もそうなのかもしれない。
先日、子どもを連れて道を歩いてたら、初老のおばさまに声をかけられ(これはいつものことです)、楽しくお話ししていたとき、おばさまごポソッと「あぁ、子育てしてた頃が青春だったわ〜」とおっしゃったのがとても印象的でした。
私は、青春って、自分がそうだ!と思っていれば、一生いつだって青春!と思っていますが、何かに夢中になって、思いっきり嬉しかったり悲しかったり、泣いたり笑ったり、そういう風にがむしゃらになれることがあるというのは、とても幸せなことなのかもしれません。
そんなことを感じた夜でした。
12回目のスナック大宮、大盛況だったんですね。
一度遊びにいきたいなぁ。
子育て生活はとても楽しいですが、夜遊びが自由にできなくなったことだけは残念です。
この状況があと10年は続くと思うと……うーむ。
ではではまた!
洪愛舜
2012/09/20 1:44
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