大宮冬洋さま
さっそくのお返事ありがとうございます!
大宮さんが現在進行形で実践されている「ホームタウンを増やす方法」、とても興味深いです。
その活動自体が自分が興味のあることなら、趣味の意味合いもあって、好きなことをしながら居場所も作っていけるという、実に一石二鳥どころではない有意義すぎる活動ですね。
前回のメールを書いていて改めて思ったのは、恐らく私は、「地域愛」を持って生きていきたいけど、この地域に「必然性」がなく、それが不安定で「儚さ」を感じているのだと思います。
私は(他の方もそうなのかもしれませんが)、「地域愛」とは「人」に宿るものだと思います。
住む場所を決める際は、交通の便が良いとか、近くにスーパーがあるとか、そう言ったものが選ぶ条件でしたが、そこに愛着を持つかどうかは、人に恵まれるかどうか、が重要な要素ではないか、と……。
この人たちがいるから、この場所で暮らすと楽しい、とか、この人たちと一緒に、子どもの成長を楽しみたい、とか、そんな風に思える人たちがいるから、その場所を好きになるのだと思います。
しかし、「人」というのはとても曖昧な存在で、特に大都市においては移り変わりが激しく、いつどんな事情でいなくなってしまうかわかりません。
そうすると、「人」を拠り所にするということ自体、とても危ういことのように思えてしまいます。
でも、大宮さんの「ホームタウンはなくなるものでも移るものでもなく、増やしていくもの」という言葉に少し励まされました。
東京で暮らしてもう13年目ですが、実家がある堺や学生時代を過ごした京都もまた、 私にとって大きな存在だし、そこでのつながりもまた大切にしたいという気持ちになりました。
洪愛舜
2014/01/26 1:46
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