大宮冬洋さま
あけましておめでとうございます!
2013年が去り、2014年がやってきましたね。
いかがお過ごしですか。
私は、我が儘全開の2歳児と、寂しがり屋で泣き虫の0歳児に挟まれ、とにかく慌ただしくて気が付いたら21時くらいになっている、という毎日が続いていますが、とても元気です。
本年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、最近、「地域に根差して生きる」とはどういうことなのかな、と考えています。
昨年、2度目の出産と父の大手術をきっかけに、色々と思うところあり、今後6年くらいを「地に足つけて、家族を守り、真面目に働く」というスローガンを掲げて生きていこうと心に決めました。
今の街には5年半くらい住んでいて、すごく気に入っていることもあり、2年ほど前から子ども会を立ち上げたり町内会の行事に参加したりして地域での活動に積極的に携わってきました。
その甲斐あって、老若男女問わず知り合いもたくさん増え、ずっと付き合っていきたいと思えるような友人もできました。
一方で、儚さを感じることもあるのです。
今住んでいる場所は、立地などで「たまたま」選んだ場所なので、ここが「地元だ!」という絶対的な「必然性」はありません(しかも賃貸マンションだし……)。
それは私だけでなくきっと周りの人たちも同じで、今親しくしている友人たちも、転勤や、家族の事情や、その他何らかの理由で、あっさりとこの「地元」を離れてしまうかもしれません。
(それは、例え戸建てやマンションを購入していたとしても)
それに、今は「好きだ」と思える街の雰囲気も、再開発や、施設の撤退や新規参入で、 がらりと変わってしまう可能性もあります。
そう考えると、私が「大切にしたい」と思っている「地域のつながり」というのは、実にもろく、儚いものの上に成り立っているのだなぁと感じています。
大宮さんは、以前に長く住まれていた西荻で、フリーペーパー『西荻丼』の制作などに携わり、たくさんの仲間ができて、「地元」で楽しく過ごされていたのではと思います。
そんな中で、結婚によってその場を遠く離れることになるかも、というとき、どのような心境でしたか?
せっかく慣れ親しんだ場所や仲良くなった方々と離れることへのさみしさ、「地元」を「裏切る」ような気持ち、新しい土地への不安……
そのようなものを感じられることはありましたか。
(私は、とても仲良く付き合っていて、親子ともにこれからもずっと一緒に成長していくんだろうなぁと思っていた仲良し親子が、仕事の都合で遠くに引っ越してしまうことになったので、余計にセンチメンタルになっているのだと思います……)
そして、現在お住まいの蒲郡でも、サークルを立ち上げられたりして何やらとても楽しそうにやってらっしゃるなぁとお見受けするのですが(サンヨネ、とても行ってみたくなります)、蒲郡という場所は、大宮さんと奥様のお仕事の都合でたまたま選ばれた場所だったと話されていたように思います。
縁もゆかりもなかった場所に「根差して」活動することに対して、不安や儚さを感じることはありませんか?
益々寒くなるようです。
温かくされて美味しいものをたくさん食べて、風邪やインフルエンザとは無縁の冬を過ごせますように……。
洪愛舜
2014/01/18 21:49
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