洪愛舜さま
こんにちは。大宮です。
今回のメールにはびっくりしました。
車の運転と未婚カップルへのお節介、まさに僕が直面している課題だからです。
洪さんは嗅覚が素晴らしく鋭いですね…。副業で占い師をやったら流行ると思いますよ。
さて、両テーマともあれこれ書きたいことはあるのですが、今回は後者に関する「前提」だけを述べたいと思います。
というのは、僕は前者においては思い切り当事者だからです。車社会の愛知県に移住したのにいまだにペーパードライバーで運転をあきらめつつある僕。何を書いても責任を取れますよ。「ダメなオレ自身の話なんだよ」と言い逃れもできます。
一方の後者。僕は2年前に結婚して(再婚ですけどね)、今のところ順調に生活を送っています。未婚カップルについて書く場合、「既婚者が上から目線で適当なアドバイスをしている」と思われかねません。
いや、他人から思われなくても自分で思ってしまいかねません。当事者感のない文章ほど下品なものはありませんよね。だから、どのような姿勢とモチベーションでこのテーマに向き合っているのか、という「前提」を明らかにする必要があります。
僕が未婚者にお節介をするのは、自分自身の生活を向上させるためです。
せつない恋やもどかしい愛を目の当たりにして感動したい、という目的もありますよ。
でも、それだけではありません。
簡単に言うと、「夫婦単位で付き合える仲間」を増やしたいのです。
僕は平日の大半を東京で単身赴任生活をしているため、休日はできるだけ愛知県蒲郡市にある自宅で妻と過ごすようにしています。性格は違うけれど飲み食いなどの趣味が似ているので、3日間ぐらいはひたすら一緒に行動しても飽きることはありません。
ただし、特に僕のほうは無駄に交友関係が多いので、いろんな友だちや仕事仲間とも遊びたい。そのときに相手も基本的に仲の良い夫婦のほうがバランスがいいのです。必ずしも夫婦揃って遊びに来てくれる必要はありませんが、「帰る場所と相手がいる人だ」と思うと安心して誘えますし、話題や遊び方(あまり無茶はできない、という意味でも)が似てくるような気がします。
僕と同じような気持ちは、独身生活を楽しんでいる人や子育てに夢中な夫婦も抱いているのではないでしょうか。合コンをするならば独身仲間のほうがいいし、気兼ねなく子どもの話ができるのは同様に子育て中の友だちに限るでしょう。
だから、結婚願望がある独身の友だちがいると自分の「仲間」に引き入れたくなるのです。結婚する気のない人にお節介なアドバイスはしませんし、もともと嫌いな人だったら近づくこともしませんよ。もちろん、夫婦同士で遊びたいとも思いません。
ええっと、僕は何が書きたかったのでしょうか。
そうです、当事者意識ですね。
僕は休日も心地よく付き合える人間関係を増やしていきたいのです。
以上の「前提」を踏まえて、洪さんのお題にお答えします。
「長年付き合っている彼氏が結婚してくれない」と嘆いている女性がどうでもいいアホだったら、僕は適当に受け流すでしょう。「彼氏」もどうせしょうもない男性なので、彼らが夫婦になろうがなるまいが知ったことではないからです。僕の知らないところで好きに生きて死んでほしいと思うだけです。
でも、その女性が友人として好きだった場合は、次のようにアドバイスすると思います。
「長年付き合っているにも関わらず、あなたの気持ちをわかって応えてくれないのは、あなたと生活を共にしたり親兄弟に紹介して家族になるつもりがないからだ。もし結婚したいならば、彼とは別れて、別のステキな男性を見つけたほうがいい。そのときは全力で手伝うよ!」
長くなりました。洪さんはどのような動機で婚活女性の相談にのっているのでしょうか?
大宮冬洋
2014/04/28 14:20 |